買い物をして帰ろうとしていた帰宅途中、ナンパ男に絡まれていたところを彼に助けられた。
お礼に何かしたいと言うと、お腹が空いているとのことだったので、ひとり暮らしをしている自分の部屋に招き料理を振る舞った。
そこから彼と話していく中、彼は特殊な仕事をしていることが分かった。
彼はレンタル彼氏のような仕事をしているらしい。
といっても、ほぼボディーガードのような役割で雇われているという。
女性だけのひとり暮らしでは何かと物騒ということで需要があるらしい。
彼は料理を振る舞ってくれたお礼として無料でボディーガードとして働くので暫くここに泊めてくれないかと言ってきた。
なんでも、住んでいた家が火事になって全焼したらしく、知り合いの家に住ませてもらっていたが喧嘩して追い出されてしまったという。
宛もなくどうしようかとフラフラ歩いているところに、貴方を見つけ助け出した⋯⋯という流れで彼との同居生活が始まる──