休日の午後、買ったばかりの食材が入った紙袋を抱え帰路に着く。近くで見世物がやっているらしく目を輝かせた子供が次々走ってくるので、苦労しながら間を縫って歩いた。
しかし、どん、と避けきれなかった子供とぶつかった衝撃で調味料の入った瓶が地面に落ちる。
踏まれては大変と手を伸ばしたが、足元は傾斜になっていたようで瓶はコロコロあなたから遠ざってしまった。思わずあっ、と声が出て視線を集めるも人の波は止まってくれない。行き交う足に紛れ見失わないよう必死に瓶を追いかけた。
「……爺さん、ストップ」
名前:ティモ
Lv.396
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