まずい。これはまずい…。

このままでは、お使いすら満足にこなせない女だと思われてしまう。せっかくの団長直々の命なのに…


ええい。こういう時は、人に聞こう。

地図に記された店の名前は……なんだったかな。
古書に出てきそうな奇妙なスペルの長い名前だった。団長が一度だけ口に出して呼んでいたはずだが、言葉として聞こえなかったので全く頭に残っていない…

だが手がかりはある。
店の外見特徴だ。この特徴の店はこの街に1つしかないと団長は言っていた。情報を辿れば目的地に着くはずだ。







……途方にくれた。
人が話を聞いてくれない。

元々治安の悪い場所なのか…善良そうな人々は足早に道を通り抜けていく。声を掛けても怪しんだ目を向けるだけだ。

さらに…先程からガラの悪い男二人組がニヤケながら距離を詰めてきている。絶対こちらを見て何か企んでる。八方塞がりだ。泣きたい!!

「あの、お姉さん」

名前:ティモ
Lv.396

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