スズ・アドーニス(13)

□概要
王子であるフォルセの従者としてルドベキアに身を置く術士。正式な所属ではないが入団試験に相当するテストは通過している。
大人しく真面目な性格で自分を律する気持ちが強く、行きすぎて自罰的になることも。
年齢相当の流行や遊びに疎く、自らについて語ることは殆どない。猫好きなことは知られている。


□戦闘
身のこなしの軽さを生かした剣捌きと暗器による撹乱やトラップで相手を崩す技巧派。水や風のサポート系魔術を好んで使う。
戦況を冷静に見極め仲間を攻防の面で支援する縁の下の力持ち。腕力的にも力持ち。
必要以上に相手を傷つけることは嫌うが訓練での力比べには燃える負けず嫌いな性格である。


□周囲との関係
フォルセ:従者として仕える主。体調を崩しがちなフォルセの看病や護衛に日々奔走している。「主」と呼ぶ彼と必要以上に会話することは少ないが、その忠義が曇ることはなく、自分の命を懸けて守るべき相手と認識している。

フレサ:心を読む契約者である彼に対し意図的に距離を置いていた。「心を読みづらい」と評されており効果はあった様子。

ノルベール:猫の餌やり中稀に顔を合わせる相手。口下手と皮肉屋なので会話は弾まず気まずい思いをしている。


(エンドロール後推奨)
□イベントでの活躍

コルチカムの毒性:キスツス・アルビドゥス症により衰弱していくフォルセを案じている(後のイベントで精霊樹を傷つける犯人に心当たりがあったと明かされた事から二重に苦悩していた模様)。またこのイベント中、スズがかつて記憶喪失となり昔の出来事を覚えていないという事実がフォルセの口から語られた。

D.C.御伽の城:幼いスズはただ一人の肉親だった母を亡くした後、生まれる前に亡くなった父親が国王の兄弟であったと知らされ、王族エルム家に迎え入れられる。読み書きも出来ず貧しい生活をしていたスズは煌びやかな暮らしに萎縮するが、エルム家の夫人や使用人、穏やかな長男ルカ、無愛想だがスズに理解を示す次男フォルセらと過ごすうちに前向きさを取り戻し、勉学や稽古に励むようになった。しかしある冬の日、ルカとスズは外出先で魔獣の襲撃を受け、護衛とルカが亡くなるという事件が起きる。ルカ達に逃され軽傷で済んだスズだが彼らの死に際を見てしまったショックから「自分が代わりに死ねばよかった」「責任に耐えられない、なかったことにしたい」と思い悩み、ついには塔から身を投げてしまう。一命を取り留め目を覚ましたスズだが、彼女の中から城での記憶は全て失われていた。死を望む程の願いは幸か不幸か、歪んだ形で達成されていたのである。

アドーニスの秘薬:死を望むフォルセを説得するため協力を求められたスズは彼の「切り札」である小瓶のすり替えを実行。自分が飲み干すとはったりを掛けることでその中身が薬ではなく毒であると認めさせた。しかし、ルカの死によるショックから立ち直ったと思われたフォルセの絶望が変わらず続いていたと知ったスズは、彼の苦しみが「自分のせい」であると毒を飲んでしまう。ロエナの能力によりその出来事が「なかったこと」になった後、フォルセ達はスズの罪の意識を解消すべく原因を探る。城での記憶が既に戻っていると推理されたスズだが打ち明けたのは「初めから記憶喪失にはなっていなかった」という事実だった。互いに胸の内を明かすことなく嘘をついてきたスズとフォルセは、数年越しに本音で語り合い自分の人生を受け入れる事ができた。心の整理のためフォルセが団を一時離脱する際、スズはルドベキアにて彼が戻った時の居場所を守る役目を託されている。


□関連要項

記憶喪失:塔から身を投げる程に追い詰められたスズが記憶をなくしたと話した時、それが嘘であると看過したのは国王一人だった。城には残らずフォルセの従者として外に出たいと言うスズの申し出を認めたのは、彼女にとってそれがせめてもの贖罪であり安らぎとなると思ってのこと。いつかありのままのスズと彼女の父について思い出話をしたいという国王の望みは、後に叶えられることになる。

三匹の猫の物語:スズが探していた絵本。ある眠れない夜ルカから語られたこの物語をスズは気に入り、その後何度もリクエストしていたよう。城から離れた後もあらゆる本屋を巡ったが結局見つけることはできなかった。それもそのはず、この物語は城に馴染めず悩んでいたスズを主人公に見立て彼女が兄妹たちと仲良くなるまでを物語にしたルカ自作の御伽噺で、スズはその事実を知らなかったのだ。フォルセは密かにこの絵本の再現計画を練っているが、絵が描けないのと人脈(はあっても依頼する勇気が)ないため一向にプロジェクトは進まないらしい。



名前:ティモ
Lv.396

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