ある日、誰にも言えない夢を見た。
夢と断じるには無理がある現実味。
しかし、私の記憶だとしても辻褄が合わない。
知る由もない筈の事が多過ぎるのだ。
ルカ・ユグディール・エルムの死。
お城の王子が不幸な事故で命を落とし、大人たちの話題に上がっていたのを私も知っている。
だが、あの夢で見たもの。聞いたもの。
その詳細は──
直後に城で起こった
事故
や、
その影で弟王子に現れていた
変化
は、
──覚えのないうちに
耳に入るような代物では決してないのだ。
全ては私の妄想なのだろうか。
あれきり、不思議な夢を見る事もなくなった。
彼女
にもう一度会えたなら──
聞きたい事が、沢山あるのに。
今日もまた諦められず
私の足は、同じ場所に向かってしまう。
→
名前:ティモ
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