魔界一、おねしょ選手権・・・──それは、魔界で最強のおねしょ野郎を決める戦いじゃ…。
魔界中から集まった猛者どもが夜な夜な水をがぶ飲みし、布団を寝小便で濡らしておった。
採点方法は何においてもまず量!んでもって美しいおねしょ跡!
それら全てを操る者こそが栄冠を手にすることができる!
そして何を隠そう初代チャンピオンがこの我じゃ。
どいつもこいつも百戦錬磨のツワモノじゃったが、我に敵うものは終ぞ現れることはなかった。
敗北を知りたいものじゃな?わはは……。

…嘘じゃたわけ。
あるわけないじゃろ、んなアホみたいな選手権。