(失礼しますと言って職員室に入ると、1年は組の担任二人が在室だった)
半「なぜだ…どうしてこうなる……?私の教え方がいけないのか?もっとやる気を引き出すにはどうしたらいいんだ…!?」
(土井先生は頭を抱え、胸の下辺りをさすりながらテスト用紙とにらめっこしている)
(いつもの1年は組の成績のことでお悩みらしい)
半「ん?名字か、どうした?
ああ、届け物か。ありがとうな。
え?
私が不在でも、これは別にどの先生に渡してもいいはずだが…
山本先生が?
そういうことか…気を回されてしまったな…
ああいや、いいんだ。
助かったよ名字、わざわざありがとうな。」
(いつものように頭をぽんぽんと撫でてくれる)
(子ども扱いされているような気がするが、土井先生にこうされるのは嫌いじゃない)
失礼しました