半「補習中に寝るとはいい度胸だな、名字…?」
(はっと気がつくと見慣れた教室で、目の前には大好きな先生が腰に手をあてて立っていた)
(おこなようだ)
(ゆっくりと記憶が蘇る)
(そうだ、確か昨日の小テストの結果が思わしくなかったから再テストを受けることになって、先生と二人っきりになれると思ったら興奮して眠れなくて…)
半「遠足前の1年生じゃないんだから、補習が楽しみで眠れない奴があるか。
ほら、早く問題を解きなさい。」
(せっかく先生と2人になれる時間を無駄に過ごすわけにはいかない。褒めてもらうためにテストに取り組んだ)
(よく覚えていないが、なんだかすごい夢を見た気がする)
s付き合って2-1