滝「いいえ!
これしきのこと、教科の成績も一番なら、実技の成績も一番!忍術学園期待の星である、この平滝夜叉丸にかかれば造作もありません!
困っている女性を放っておくなど、私にはとても出来ませんから!
何かお困り事があれば、いつでも私に御相談ください。
瞬く間に解決して御覧に入れ…
…あっこら喜八郎!どこへ行く?
まだ私が喋っている途中だろうが!
それにくないさんにちゃんとごめんなさいはしたのか!?
喜八郎?
喜八郎ーーー!!!!」
(自信満々に語り始めた)
(すると滝夜叉丸くんが喋り終わるのを待たずに、綾部くんはふらふらとどこかへ歩いて行ってしまった)
(それを見た途端にお母さんモードにもどった滝夜叉丸くんは、丁寧に頭を下げると、土で汚れた背中を追って行ってしまった)
落とし穴に落ちる1