(正門の前を掃除していると、利吉が尋ねてきた)


利「こんにちは、くないさん。
今日の入門票担当はあなただったんですね。ではサインを。」


(あなたの持っていた筆とバインダーを受け取ると、とても綺麗な字で『山田利吉』と書いて返してくれた)


利「父上に?ええ、それもありますが…

今日は早めに依頼が片付いたので時間があるんです。
報告のあと、少しお茶に付き合っていただけませんか?

なかなか会えませんし、もっと長くあなたと一緒にいたいので…
ね?」
山田利吉