半子「成人男性です…！

ああ…この姿でだけは会いたくなかったのに…！」


（学園からのお知らせのプリントを持って職員室を訪ねると、見知らぬ女性がいた）
（一瞬びっくりしたが、よく観察するとどう見ても女装した土井先生だ）
（部屋の奥には伝子さんもおり、二人して険しい顔でなにか悩んでいるようだった）
（何がなんだかわからないが、とりあえず目的をはたそうと持ってきた紙束を届ける）


半「ありがとうございます。

あの…あまり見ないでください。
好きでこんな格好してるわけじゃないんですよ。誤解しないでくださいね…？」


（薄く化粧をして髪を下ろしただけだが、所作や話し方が美しいので可愛らしい女性に見える）
（身長はごまかせないが、座っていればまず誰も成人男性だとは思わないだろう）
（伝子さんにも微笑ましく見守られ居心地悪そうにしている）
（可愛い半子さんを目一杯堪能させてもらった！）


ええ、恐らく忍務ではないかと考えていますが


(伝子さんと半子さんの段より)