利「はぇ…!?

め、珍しいですね?くないさんが自分から私の方に来てくださるなんて…

…………言ってて悲しくなってきました。忘れてください。

やっと私の方を向いてくれたということですよね、そうですよね結婚しましょう」


(いつもつれない態度をとられているからか、急に縮まった距離に動揺しているらしい)
(歓喜と困惑が混ざったような、複雑な顔をしていたが、すぐにいつもの調子を取り戻して手を握ってきた)
利吉さんに甘える