秀「ちょぉぉぉぉおおっと待ってくださいくないさーーーん!!!
外に出るなら出門票にサインを〜!!!」


(学園の門から一歩出ただけで見つかってしまった)
(すごく遠くにいたはずなのにどうしてわかったんだろう…?)
(走って逃げる気でいたとは言え、あまりの俊敏さに思わず固まっていると、あっさり捕まってしまった)


(ぎゅうっ)

秀「ふぅ、くないさん捕まえましたよぉ!
さあ、門を出るなら出門票にサインしてくださいね?

…あ、今日のくないさんなんだかいつもよりもっと可愛いですねぇ。
土井先生とお出かけですか?
それとも利吉さん?

いいなぁ…そんな可愛い格好したくないさんと、僕も一緒に歩きたいなぁ…」


(出門票にサインをするあなたの顔をじーっと見つめている)
入門票にサインをせず猛ダッシュで門を出る