四月一二日月曜日。

 週明けのHR前、教室へ入ってきた担任教師は、そのまま教壇へとは向かわずに○○の前へと足を進めてきた。
 話しかけてきた内容は部活について。転入生なのでまだ未所属なわけだが、とりあえずどこかの部活に所属しないか? という話である。

 そして担任は部活の一覧表を○○に手渡すと、教壇へと移動してHRを始める。

 そんな中、隣の凛音がキラキラとした眼差しを向けてきた。

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部活 始