凛音:フッフッフッ、どうやら○○にとって凛音ちゃんはお姫さ――




氷瑪:いや、ボクの事を呼んでるんじゃないかな? 勅使河原はお姫様ってガラじゃないし。

凛音:ハァァァァァアアッ! ヒメくんよりは凛音ちゃんの方が……方が、方が……



凛音:お姫様っぽいとも言えないのが悔しい……。

凛音:品があって挙措も綺麗だし、ヒメくん美人は美人だもんね。あの一点さえなければ完璧なくらいに。

氷瑪:キミの言う一点は別に汚点じゃないけど、汚点なら他にいくつもあるからどちらにせよ完璧じゃないさ。

氷瑪:ただ、勅使河原はお姫様みたいな人の上に立つ人種じゃないと思うんだよね。

凛音:…………。