3月14日──

○○ちゃんへのお返しは用意した。
人気のお店のものだけど○○ちゃんの口に合うといいな…

瀬古杜岳で個性訓練をしながら○○ちゃんを待つ。

『燈矢くん!こんにちは!』

き、来た…!

あ…やばいなんか緊張する…
○○ちゃんはバレンタインの時緊張してるって言ってたけどこんな感じだったのかな…

「あのさ…○○ちゃん、これ…」

『ん?なぁにこれ?』

「ほら今日ホワイトデーだろ?

お返し!」

『!
もらっていいの?』

「あ、当たり前だろ!
その…○○ちゃんからのバレンタインチョコ、すげえ嬉しかったから…」

『ありがとう燈矢くん!とっても嬉しい!
中身は…あ、マカロンだ…』

○○ちゃんにはマカロンを用意した。
キャラメルとマドレーヌで悩んだけど…やっぱりこれが一番かなと思ったからだ。

『わあ!しかもこれ人気なお店のやつだ!
私が貰って大丈夫!?』

「大丈夫に決まってるだろ…
○○ちゃんの為に用意したからむしろ受け取ってもらわないと困るよ」

俺の言葉に○○ちゃんは俺の好きな笑顔を見せた。


…やっぱり可愛いな……

○○ちゃん…俺の特別な女の子…
これからもずっと一緒にいたいなぁ