(手を添えると、荼毘はその上から自分の手を重ねてきた)


おまえが俺を触った時に微かに伝わる、この熱は嫌いじゃない。
…いや、むしろ心地良いとすら感じる。


もっと焼き爛れたら、おまえから伝わるこの熱も何も感じなくなっちまうんだろうなァ…

………。

今のうちにたくさん触っておけ。
そうしたらおまえから伝わるこの熱もきっと忘れないからよ。