おい…おまえこんな時間に何やってんだ…

(深夜に出歩いてたら荼毘と出会った)

はあ…こっちに来い。
いいから、俺から離れるな。

(ぎゅっ)(手を握られた)



(そのまま歩き出した…



どうやらあなたの自宅に向かっているようだ)





…で?
何でこんな夜更けに出歩いてんだよ。
おまえ俺に会ったから良かったものの俺以外の野郎に絡まれたらどうする気だったんだ。

おまえは女だし、無個性だ。
力も弱い。
そこら辺の馬鹿な事考えてる男に力で捩じ伏せられたら何も出来なくなるんだぞ?
俺がいればそんな事は絶対にさせねえが…俺はいつでも一緒にいられるわけじゃねえ。

馬鹿だなんだとは思っていたが…

はあ…おまえは危機管理能力が低過ぎる…

(自宅に着くまでめちゃくちゃ説教された)