どうせなら"荼毘"としての存在を○○ちゃんの中で大きくして、お父さんとこの世界に全てを明かす時に俺が燈矢だって知ってもらおう。
その時には今のヒーロー社会も街も壊れているはずだ。
そうなれば○○ちゃんはもう何処にも逃げられない状態になる。
大量殺人者の
敵、荼毘と一緒にいる○○ちゃん。世間はどんな目で見るんだろうな?まともな目じゃ見てくれないよな?
焦凍を殺して、お父さんの大切なもの全部壊して、そして────
地獄で○○ちゃんと……ああ…俺と再会するなんて本当に可哀想だな○○ちゃん。
でも逃がさねェ。

「これからよろしくな…○○」
最期まで付き合ってもらうぜ…愛しい愛しい、俺の○○ちゃん。