おい何勝手に傷作ってんだよ。

あーあ、こんなに切っちゃって…可哀想に…(リストカットした手首を掴まれた)

なあ、この跡って消えないんだろ？




だったらこれ、火傷跡にしてもいいよなァ？

(そう言った瞬間、荼毘は個性を使った)

(荼毘の蒼炎はあなたが切った跡をなぞるようにしてジリジリと燃えている)

動くな、後ちょっとで終わる。

(熱さで反射的に腕を引こうとしたが、荼毘が掴んだ手に力を入れたので腕を引く事は出来なかった)



(傷跡は全て荼毘の炎によって焼かれた)

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