(車が到着した…ここは…山?
あれ…さっきまで街にいたような…車運転してた人の個性なのかな?不思議だ…
目の前にはとても大きな山荘がある)

はーーー…やっぱ車は良くねえな…


ほら行くぞ。

(荼毘かまた手を差し伸べてきたから手を繋いだ。
山荘に入るらしい…)

俺だ、開けろ。

「荼毘さん!お待ちしておりました!」

(荼毘の声に反応したのか中からドアが開けられた)




(中央にはクリスマスツリー
周りにはクリスマスの飾りつけ
そしてビッフェ形式に料理や飲み物がずらりと並んでる…クリスマスメニューがいっぱいある…

ドアの先はクリスマスパーティー会場になっていた)


(めちゃくちゃ広い…人がたくさんいる…
これは荼毘から離れたら人混みに紛れちゃって気付いたら迷子になりそうだ……気をつけよう!)

「おや?もしやこちらのお嬢さんが荼毘さんの言っていたこん…」話はいいからこいつのコート預かってくれ
「!!
し、失礼しました!ではコートをお預かりします!」


(中は暖かく、コートだと暑いので預かってもらう事にした。
それにしてもさっきの人が言っていたこん…ってなんだろう?)


おお!お帰りになられたのですね!

おまえか…


もしやこちらのお嬢様が…!


ああ、そうだ。

(こ、こんばんは!)


はい!こんばんは!いやぁ良い夜ですね今夜は。
あ、例のものは満足していただけましたか!?


(例のもの…?)

いや、まだ渡してねえ。

そォーですか!いやあ私もお手伝い出来非常に感激で


悪い、話はまた今度でいいか?

おおっと私とした事が!ついお喋りをしすぎて引き留めてしました!
失礼しました!


(何処かに行ってしまった…誰だったんだろ…何処かで見た事あるんだよなぁ…)

あれが元異能解放軍の元トップ。
デトネラット社代表取締役…社長だ。
CMにも出てるしおまえも見た事あるんじゃないか?

(デトネラット社の社長…どうりで見たことあるはずだ…
確かデトネラット社は大手のライフスタイルサポートメーカーだ。
デトネラット社の社長、ヴィランだったんだ…)


なんかすごい説明口調だな…誰に語ってんだよ…あ?原作知らない人用?
何訳わからない事言ってんだおまえ…