クリス 「ウルフ殿、もうすぐです。
もうすぐ戦いは終わります。世界に平和な日々が戻ってきます…」
ウルフ 「ああ、そうだな。皮肉なものだ。
主君のために死ぬことがおれの望みだった…
そのおれが生きて、祖国に戻ることになろうとは…」
クリス 「ウルフ殿…あなたの祖国オレルアンはどんなところなのですか?」
ウルフ「そうだな…
どこまでも広がる一面の草原…吹き抜ける風…色とりどりの花…」
クリス 「美しい国なのですね…」
ウルフ 「ああ。クリス …いつかお前にもオレルアン草原を見せたい。
おれたちとハーディン様が愛した大地を…お前にも見て欲しい。」
クリス 「はい。戦いが終わったら、連れて行ってください。
私も見てみたいです。あなたの故郷を…」
ウルフとクリス3