最後の一人をコールドスリープさせて、苗木くんへと向き直った。
これで船員の中にグノーシアはもういないはずだ。


そうだね
〇〇さんがボクのことを信じてくれたから…こうやって2人で残れたんだ
…ありがとう

差し伸べられた握手に応じた。
……?中々離してくれない…


……でも、グノーシアは……ボクなんだ

……騙してごめんね
こんなのただの自己満足でしかないけど、謝っておきたくて

♢苗木くんと残れて良かった