……気が付くと見知らぬ殺風景な部屋にいた。

とにかく現状を確認しなければ、そう思い身体を動かしたが…足元から金属質の嫌な音が聞こえた。

鎖だ。肌を傷付けないように加工はされているものの、それはそれとして逃がす気は無いというのがひしひしと感じられる。


狛枝くん、いるんでしょ。…説明して!
●.プロローグ