まずは私のことを心配してくれてありがとう。
この歳になると純粋な善意から気にかけてくれる者は年々減る一方でね。
より君を大切にしなければと思わされたよ(なでなで)

さて、本題に入るけれど、私は街の妖達からはどう思われてもいいと考えている。
やましいことや後ろめたいことをしているわけではないからね。
確かに館の者は君も含め皆顔がいい。私に手籠めにされていると考えるのも無理は無い。
けれど館の皆が分かってくれているのならそれでいい。
それだけ館の皆は特別で、それ以外は取るに足らない存在に過ぎない。

手籠めにして