本当の、か…君の中では私は偽物なんだね。
けれど事実として私がこの館の主であり、街の者が恐れる狐ヶ崎であり、尾無し狐のユラだ。
君の知るユラはどんな妖なんだい?その様子では…会ったことも見たことも無いようだけれど。