シマ:ごめん下さい。…やっぱり今日も来てないんだ。
オミ:ああ、この時間に来てねぇならもう望み薄だろうな。
毎日ここに確認しに来んのも面倒だろ。次来た時に連絡してやろうか?
もしくはウチの電話使ってあいつん家にかけるとかよ。そしたら家族に知られることもねぇだろ。
シマ:ううん、いいの。私がしたくてしていることだから。
オミ:ったく、急に来なくなんなら一言掛けてからにしろっての。
シマ:ごめんねオミ、毎日鬱陶しいよね。
オミ:普段のあいつの我が儘に比べりゃ大したことねぇよ。
けどまあ怪我だの病気だのじゃなけりゃいいけどな。
次向こうん家の使いが来た時にでも聞いといてやるから、そう悲観的になんなよ。
シマ:うん、ありがとうオミ。…。