怖がっている割にはよくひとりでここまで歩いて来れたわね。
深夜を回っているから廊下も薄明かりしかついていなかったでしょうに。
勇気を出して来てくれたトコロ悪いケド、アタシはまだ眠くないの。
アンタの隣で寝付けず横になっているよりは、二日酔い覚悟で一夜を明かした方が断然マシよ。
どうせ目が覚めているんでしょう。一杯くらい付き合いなさいよ。