ラキ:そうねぇ、ツキは妖狐というよりぬいぐるみよねぇ。

ツキ:ぬ、ぬいぐるみ?

ラキ:だってホラ、すごく毛量が多いし。

ツキ:確かに、僕一匹だけ暑がってる時が多いかも。

ラキ:服も白に薄桃色だし。

ツキ:でも服はユラ様がくださったものだし…。

ラキ:あと女の子みたいな顔立ちだし?

ツキ:お、女の子っ!?

ラキ:ああ、勘違いしないでちょうだい。
アタシ、こんな成りだけど恋愛対象は女なの。

ツキ:そ、それって安心していいの…?

恋愛対象男じゃないの!?