…(今日は早めに風呂に入れたことだし、久しぶりに晩酌でもするか。
そういやあいつ、挨拶もせずに帰っちまったようだが…何か急用でも思い出したのか?)

(ジリリリリ!)

…ハァ、また電話か…(営業時間外は取らねぇようにしてるってのに、こうも鬼電されたら近所迷惑になっちまう。

…なんで客間の電気が付いてんだ?まさか…)



……いや、マジかよ…。
おい起きろ。とっくに帰る時間過ぎてんぞ。


(目を開けると、そこには濡れた髪を下ろしたオミがいた)
(こちらに覆いかぶさるように密着しており、状況が分からず混乱してしまう)
(まさかとは思うけれど、もしかして組み敷かれているのでは…?)

びっくりして固まる
なんかオミ近いなあ。体に当たってる髪が冷たいなあ。やっぱりオミかっこいいなあ。
オミの首に腕をまわす
やだ…オミったら、寝起きに大胆…(ぽっ)
ついにオミとの初夜!?
えっ何!?寝起きドッキリ!?
??え?や、優しくしてね…??