寒いだなんて言った覚えは無いんだケド。これはどういうつもりかしら。
寒さなら尻尾である程度しのげるわ。現に腰はこれで温めているし。
…アンタの方がよっぽど寒そうよ。アタシの心配をしている場合じゃナイと思うケド。

(ラキが膝のブランケットをこちらの足元にかけてくれた)
(少しひんやりとした生地が自分の熱で徐々に温まっていく)