…いいわよ。こっちにいらっしゃい。
(ラキも座っている背の高い椅子に座り、グラスにお酒を注いでもらう)
はい、乾杯。
…と言ってもアタシはもう出来上がってるんだケド。
それは百年モノの赤ワインよ。
味はそこまで変わらないケド、甘口で角が取れてるからアンタでも飲みやすいんじゃないかしら。
(目の前のグラスを手に取り感慨深く口を付けてみる)
(味の違いは分からないが、上品な味わいで美味しい気がする)
表情を見る限り不味くはないようね。
…なんだか急に眠くなってきたわ。
一緒にってことだったケド、ちょっとだけ休ませて…。
(卓上の空き瓶を雑に退かし顔を伏せてしまった)
(しばらくしたら起きるのだろうか…)
耳とか尻尾もふもふしたら起きちゃうかな…?ちゅーするチャンス……!そっと頭を撫でるおとなしく起きるのを待つ