私は君をひとりの妖として見ているのでね。自分の思い通りに育てたいとは微塵も思っていないんだよ。
けれどそうだね。君が望んでいるのであれば可愛がるのも一興だ。
首輪などは要らないだろう?君の方から離れていくことなど無いのだから。

(上目遣いのユラに指先で喉元をくすぐられる)
(気持ち良さに目を瞑ると、くすりと小さな笑い声が聞こえた)