そんなことで満足できるだなんて、常夜中を探し回っても君くらいしか居ないだろう。
お正月なのだし、普段よりも君が喜びそうな撫で方にしようか。

(おいでと呼ばれ膝に乗ると、少しひんやりとした手のひらを両頬に添えられる)
(マッサージをするように親指でゆったりと撫でられ、気持ち良さに思わず目を閉じる)

フフ、今にもとろけそうな顔をしているね。
あまり煽られると、私とて余裕がなくなってしまうのだけれど。