!新入りちゃんっ!(ぱしっ)

(避け続けて半日、彼の部屋の前を通り過ぎると追いかけてきたツキに腕を掴まれた)
(逃がさないとでもいうように、痛いくらいに力がこもる)

僕、きっと何かしちゃったんだよね。それについて謝りたいんだ。
だから無視しないで。お願い…!

(ツキの切なる声を聞き心が揺らいでしまう。けれど…)

避け続ける