…生きていく上で必要かどうかという問いであれば、答えは否だ。
館へ来る前は、誰の力も借りずひとりで生きてきたつもりだ。
誰かに頼ったり依存するような生き方は、今後もする予定は無い。

…だからといってお前が居なくとも支障が無いという意味じゃない。
俺にとってお前は、日々の暮らしに彩りを添えるような…そんなかけがえのない存在だ。
損得や要否で割り切れない感情を抱くことは、おかしなことではないだろう。

パセリ的な…?
私はセイがいないと生きていけない