…、…俺はユラ様に雇われている身だ。
偵察や付き添いの命を受けたなら、必ず従わなくてはならない。
だからといって必ず戻ってくるという約束もできかねる。
戦場では常に死と隣り合わせだ。根拠のない言葉など、お前も望んではいないだろう。

…もし戻ってこなかったら、俺のことなど忘れ幸せに暮らしてほしい。
できればツキに守られ、平穏無事で過ごしてくれ。

泣くの我慢する
セイがいない世界なんて私にはもう意味ないよ