…、…俺も、殺めたいなど微塵も思っていない。
館の誰もがお前の平穏を願っているはずだ。
そのために俺とツキは新入りの護衛を任されている。

…俺に不信感を抱いているのであれば、ユラ様に直接伝えたらいい。
役目を降ろされるにしろ、継続するにしろ…顔を合わせる機会は確実に減るだろう。