…そういえば午後から使う木材を用意するのを忘れていた。
お嬢はここで休んでいてくれ。館に戻るというのであればふたりに伝えてもらえると助かる。

(そう言ってジユはこちらの頭をひと撫でして立ち上がり、森の奥深くへと姿を消してしまった)
(嘘を言っているようには見えなかったけれど、遠回しに拒絶されたのだろうか…)