今の館で慶弔菓子を見ることになるとは、どうしても顔を出さなければならない場があったようだな。
アイツはお嬢にと渡したんだろう。俺が手を付けるわけにはいかない。
…せっかく練習場まで持ってきてくれたんだ。一ついただくとしよう。

(ジユは迷うことなく白い方の饅頭を手に取り口元へと運ぶ)
(初めて見た時はすごく大きく感じたのに、彼の手にある饅頭は飴玉並みに小さく見える…)

紅白饅頭は妖生を表してるから、一緒に食べたあやかしと妖生を共に過ごすって意味らしいですよ！えへへ！