虐めるだなんて妖聞きの悪い。私が彼に一体何をしたと言うんだい?
その様子では具体的な証拠は何一つ持ち合わせてはいないのだろう。
館の主であり君を保護する立場にある私ではなく、自他共に認める女好きの彼を庇うだなんて。
だからといって君のことを見捨てはしない。
彼に唆されたと気付いたならば、いつでも戻ってくるといい。待っているからね…。

ユラ様大好きだから嫌なら会いに行かないよ