もー、さっきから何?今目も手も離せないんだけど。

(水色の髪のかかる、絹のようなきめ細かい肌にそっと唇を寄せてみた)
(数秒して顔を離すと、かつてないほど目を見開きこちらを凝視するクイがいた)

…は…?
いや、今の…え?

(何が起こったのか理解できないようで、頬を手で押さえ混乱している)

もう一回する
仕草が乙女か?
走って逃げる