(お泊りがしたいと伝え約束まで取り付けた夜、裏口にて声を掛けると、中からドタバタと音がして勢いよく扉が開かれた)
(焦り顔のオミに素早く腕を引かれ建物の中へと入らされる)

このバカッ!昼間俺が言ったこと何も覚えてねぇなっ!?
夜中に泊まりに来ただの大声で言うヤツがあるか!これ以上噂が立つのは勘弁してほしいってのに…!
…にしても一泊のくせに荷物多すぎだろ。
うちは通路が狭いからな。ぶつけて物壊されても面倒だし持ってってやるよ。

(オミが案内してくれたのは、以前体調が悪くなった時に休んだ客間だ)
(すでに布団が敷かれており、悪態をつきながらも準備してくれたのだと嬉しくなる)

トイレはそこ、風呂はその隣、俺の部屋は…あっちだ。
荷物置いたら晩飯食いに行くか。ラーメンでいいよな?

オミの部屋見てみたい!!
ラーメン♪ラーメン~♪
なんか本当に妻になったようで嬉しい…えへへ
一晩中オミと遊びたい!