セイ:品物はこれで全てですか?
オミ:ひぃふうみぃ…おう、それで全部だ。
悪ィな。客なのに積ませちまって。
セイ:いえ…。
オミ:おい新入り、そろそろ帰るんだとよ。
俺が品物取りに行こうとした瞬間邪魔しにきやがって…甘えん坊通り越して赤ん坊だな。
…新入り!膝から降りろっつってんだよ。
聞こえねぇみてーな顔すれば居座れるとでも思ってんのか?
セイ:…帰るぞ(ひょい)
(セイが近づいてきたかと思うと、体を持ちあげられ横抱きにされた)
(なぜか彼の首には縄紐が巻きついており、それが荷台の持ち手に繋がっている)
オミ:…そいつのこと運ぶんなら途中まで持って行ってやろうか?
セイ:いえ、胸鎖乳突筋を鍛えたいのでこのまま行きます(ガラガラ)
オミ:きょうさ…お、おう。首痛めねぇようにな。
…あれが噂のスパダリってやつか…?
セイ首苦しくないの?歩こうか?