ツキ:よし!来いっ!

セイ:(箸チャキッ)

ナキ:鯉流すのにゃー。

ラキ:ナキ、食事中よ。後にしなさい。

(素麺を一口分掬い、流水の中でくゆらせ離す)
(想像以上に速く流れる素麺を、誰が一番多くキャッチできるのか)

ツキ:ほっ!(パシャッ)
やった!素麺キャッチ成功!いただきまーすっ
…うん、味も最高!

ナキ:にゃーずるいのにゃー。
ツキの前に行けば…キャッチにゃ!
いただきますにゃー(ズルズル)

ツキ:ナキちゃん!最初に順番だって言われたでしょっ?

ナキ:約束は破るためにあるのにゃー(ズルルル)

ツキ:なら僕だって…えいっ!

ナキ:にゃ!ツキにゃーの素麺横取りしないでなのー!





セイ:……。

ラキ:このままだとアタシたち、昼抜きになりそうね。