ツキ:やった!ひたひたはんぺんは全部僕がもらうね!
ナキ:ツキはおでんの醍醐味分かってないお子ちゃま舌だにゃー。
おでんは具材に出汁が染み込んでこそのおでんなのにゃ。
はんぺんなんて後乗せキャラはお呼びじゃないなの。
ってことでツウは硫黄臭くなったガングロ味シミ玉子に決まってるのにゃ。
鍋にあるすべての玉子はにゃーの胃袋に収まる宿命なのにゃ。
ユラ:ふたりとも喉に詰まらせないようにね。
私は大根と昆布をいただこう。練り物も美味しそうだね。
ラキ:アタシは出汁だけでいいわ。
…ケドそうね。せっかくだし酒のつまみになりそうな牛筋を一本貰おうかしら。
セイ:……。
ツキ:あ、それ僕が目をつけてた厚揚げ!
ナキ:違うのにゃ。その厚揚げは可愛いにゃーに食べられたいって言ってるのにゃ。
クイ:(めちゃくちゃ争奪戦じゃん。取りにくいな…)
ナキ:にゃ?クイまだよそってなかったのにゃ?
仕方ないからにゃーが女子力発揮してあげるのにゃ。
クイ:え?あ、ありがと…。
ナキ:はいどーぞにゃ。
クイ:白滝にこんにゃく、それに玉こん…全部こんにゃくじゃねーか!
ナキ:仕方ないのにゃ。もうそれしか具残ってないなの。
クイ:じゃあ食べるけど…(ぷるるん)
クイさん私の大根あげるよ