なんだ、慰労の気持ちを込めて肩でも揉めばいいのか?
お嬢の頼みとあらば断われるはずもない。
俺が後ろに回ろう。そのまま座っていてくれ。
(そうじゃないと否定するも笑顔でかわされてしまい、彼は倒木に腰掛けるこちらの背後へと移動する)
(また後でお願いしようと俯きながら髪を片側に寄せ待っていると、彼の大きな手が視界に映り込んだ)
俺の知らぬ間に苦労を強いられていたんだな。
傍に居てやれずすまない。よく頑張った。
(彼の鍛え抜かれた逞しい二の腕が体を包み込んでいる)
(ただ肩を揉んでくれるだけだと思っていた彼の言動は想像よりもはるかに甘いものだった)
(彼の吐息が耳元へとかかり、くすぐったさ以上に羞恥を覚えざるを得ない)
ふぇぇんジユさん大好き(泣)