あーー!!

(どんちゃん騒ぎの翌日、朝ご飯を食べる為階段を下りているとツキの絶叫が聞こえてきた)
(何事かと声のする方へ行くと、縁側の机の上、ひとやま丸々残っていたお月見団子が器ごと無くなっていた)

見てよこれ!ネズミの足跡!
前に罠を仕掛けたのにまだ居るんだ!

(ツキの指差す先には、確かにてちてちと可愛らしい足跡が残っていた)
(ネズミが器ごと持って行くとは思えなかったけれど、常夜は何でもありなのでそうなんだと無理やり納得した)