私は麻雀が嫌いだ
私の両親は麻雀の世界においては名の知れた有名人である
特にパパは魔神などと畏怖され、世界で活躍している
当然、周りは私にも同じような才能や強さを求めてくる
それがプレッシャーで、苦痛でもあった
幸いにも私の周りは両親を通して麻雀が強い人がたくさん居るから強くなれる環境ではあった
誰よりも努力した
両親の名声に恥じないように勝利し続けた
パパ、私ね、この前セーラさんに才能があるって言われたんだ
〇〇「お前に才能などない」
…パパは私が麻雀強くなるのが嬉しくないの?
私、パパのために麻雀始めたんだよ?
〇〇「俺のために麻雀を始めたと言うのなら麻雀なんてやるな!」
私とパパとの麻雀に対する会話はこんなやりとりしかなかった
いつしか、私は麻雀を打たなくなった
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