…。

怜「おまえ、今、なに言うた?」

〇〇「は?」

怜「覚えとらんのかい」

〇〇「じ、自分なにか」

怜「あねさんの前で言うたらアカンことがあるやろ!」

〇〇「あ、いや…」

怜「ええからはよ謝らんかい!」

〇〇「す、すんませんでした!」

ほら、みっともないで?はよ席座らんかい

〇〇、われうちと知り合ってからなんぼや?

〇〇「に、二年です」

そうか…

〇〇「あ、あの、あねさん」

で、さっき言ったことは思い出したんか?

〇〇「あっ…いえ…それが」

まぁ、自模れや

〇〇「は、はい、ではこれで…うっ!」

ロン(物理!)

…これで思い出したやろ?

はよ言うてみぃやコラァ!

?「千里山の龍」

あぁん?

玄「千里山の龍って言ったのです!」

(略

せっかくやから教えますわ

さっきうちがキレた理由

うち、千里山の龍と呼ばれんのが気に入らんのです

龍はまだえぇ、千里山がイヤなんですわ

龍に千里山も阿知賀もありゃしません

麻雀の世界で龍と呼ばれる女は一匹でええんですわ

あんたもそう思いますやろ?

玄「まぁな…なのです」

RA
千里山の龍